さて遊具の設置をする公共工事をするのですが、その中にベンチの座板の交換があります。
唯一の大工の出番です。
古いベンチの座板は年数によってボロボロになっています。
これを交換していきます。
まずは桧の材料を削ります。寸法に合わせて木の曲がりを解消して製材です。
座った時、触った時に角がないように、面を取ります。
この道具、面を取る専用の鉋(カンナ)です。
色々な大工道具があります。
もちろん普通の鉋でも面を取ることはできますが、この道具を使えば16本、4台分の座板全てに同じ面を取ることができます。
大きめに面を取り、ペーパーをあててなめらかに仕上げます。
そして塗装。
屋外用の塗料を1回塗って乾かし、もう一度塗って仕上がりになります。
これで完成!
もう少し乾かして現地に設置します。