垣田先生より豊岡の住宅のブックレットが届きました。
先端の家、「HOUSE OF EDGES」
ここに完結です!
工事前の状況から、垣田先生の設計(STUDY)、そして工事中、完成。
1冊にまとめられてとてもわかりやすいです。
UTSUROI TSUCHIYA ANNEXと並んで弊社の名刺代わり、代表作の工事となりました。
それがこうやってブックレットになっているのが本当にありがたい。
余談になりますが、改めて両工事を行って感じたことがあります。
片田舎の、小さな木造工務店にだってできる!
ということ。
大きな世界を知らないだけに、「うちみたいなちっちゃいとこは・・・」とつい卑下しがちです。
しかし商工会で出会ったコンサルさん、街で知り合う経営のプロと話してても
「谷口屋さんってそんなこともできるの?それってすごいことじゃない?」
「その技術って全国の工務店さんにできることじゃないんじゃない?」
そう言われることもあります。
旅館のような和風建築、和洋折衷工事をする者としては、逆に当たり前のことすぎて。
どこか自信を持てないでいました。
でもこうやって、出来上がった物が良いんだから、きっと自分達の仕事は良いはず!
そう、垣田先生の案件を2件完成して思えるようになりました。
そして、いつも当たり前のように一緒に仕事をしている協力業者さんがいかに谷口屋工務店を、弊社の技術を支えてくださるかが骨身に沁みています。
私が谷口屋に帰ってきてからしたかったのが「竣工写真」。
正直なかなかできていません。
工事って、ひとつひとつ違うんです。
家を建てる、1軒1軒違うんです。(ハウスメーカーはほぼ同じかもしれません)
台所だけ直す工事。これも1軒1軒違うんです。
カタログとは言わないまでも、成果をカタチに残したい。
それを「可視化する方法、そしてその可視化したものをつかった宣伝の下手さ」が全国の小さな工務店の一番の弱点と言えるかもしれません。
確かにプロに頼むと経費がかかります。
自分で一眼レフで撮ったこともありました。
でも何か、違う。
こんな専門性の高い仕事をしてるくせにわかってなかったのです。
「餅は餅屋」
目先の経費だったり、工事完了から引渡しまでの期間がなくて撮影期間が取れなかったり。
(自分で書いていて耳が痛い・・・笑)
垣田先生は前職のネットワークで母倉さんという建築写真家さんといつも一緒に仕事をされています。モデルは建築学科の学生さん。
「餅は餅屋」
やはり専門職にお願いすれば、こんな素晴らしい建築写真に、そしてブックレットになります。
夜景は工事をしていても見たことがなかったので感動!
これから弊社にお仕事をご依頼くださる方に見ていただける。
そう思うだけで心が躍ります。
この投稿では一部の写真を携帯で撮っただけで本当の良さは伝わりません。
是非気軽にお声がけください!
皆さんに見て頂きたいブックレットです!