谷口屋工務店の2t車。
ダンプカーです。
以前にも書いたかもしれませんが、トラックとダンプカーの違いは荷台をグィ~っと上げて積載物を自動で降ろせるかどうかに決まります。
砂や砕石を運び、降ろすならばダンプ。
木材を運ぶだけならトラックでもOK。
谷口屋工務店では小規模の基礎工事もしますし、解体材処分等もあるのでダンプカーが必要です。
また別に、揚重装置がついたトラックを積載型トラッククレーン(ユニックは商標です)と言います。(こちらは必要がほとんど無いので所有していません)
そんな、弊社の2トンダンプ。
実は仕事で使うのは年間30回くらい。
むしろ他のことに使うことが多いかもしれません。
但馬クリーン大作戦、廃品回収、観光協会の夏季対策事業・灯篭流し、コウノトリチャレンジライド、お祭りの準備片付け、イベントの準備片付け・・・。
町の人に「貸して~」と言われて町内を颯爽と走る、青い姿は私の密かな楽しみのひとつでもあります。
あまり使ってないから使ってもらうくらいがちょうどいい。笑
しかしながら数年前よりタイヤが気がかりでした。
随分磨り減ってきていました。
もちろん仕事で使いますし、城崎温泉は雪も降り積もります。
(奇跡的に雪は2年連続降りませんでしたが・・・)
そして町の人が使うことがあるので突然バースト(パンク)したりすると大問題。
タイヤを交換しないとな~とずっと思っていました。
ダンプは毎年車検なので、その時に併せてタイヤ交換の見積もりを依頼。
1本3万円で、ダンプはタイヤが6本。(後ろは両側2本づつ)
18万円に工賃と廃タイヤ処分費。
合わせたら20万円の大仕事です。
確かに必要な経費!
とはいえたかがタイヤ交換(しかもたった1台)に大金です。
他に軽トラが4台あるのでたかがタイヤ、されどタイヤ。
やはり計画的に交換スケジュールを組んでおかないといけません。
正直、なかなか踏み切ることができませんでした。
それでも何か問題が起きる前に交換しないとな~。
そう思っていました。
そんな中、昨日は城崎こども園さんの断捨離のお手伝いでダンプ出動!
昭和時代からの処分品を載せて走ります。
改めてタイヤを見て「そろそろ本当に交換せねば・・・」
そう思ったのでした。
ふと、とある友人の笑顔が頭に浮かびます。
私が所属する豊岡市商工会青年部の去年の部長さんです。
彼は豊岡市日高町でタイヤ屋さんをしています。
「ミスタータイヤマンヤマモト」さん。
http://www.hidaka-syoutenkai.com/content/store/30
「山ちゃん、うちのダンプのタイヤ、なんとかして~」
「実はそのサイズのタイヤでキャンセル品の在庫があるので安くしますよ!」
格安の提案を奇跡的に頂きまして、即決。
安いのももちろん嬉しいのですが、長年一緒に活動している商工会青年部員さんのお店にお願いできることが単純に嬉しい。
昨日の今日で早速タイヤ交換をしてもらいました。
6本のタイヤがあっという間に新品に交換されていきます。
軽トラのタイヤはノーマル・スタッドレスを自社の職人で交換しますが、タイヤのプロにまかせると当たり前ですが速くてしかも大安心。
これでやっとダンプ稼動の仕事も、町の活動も安心して行うことができます。
城崎の町を青い姿が走り回ってくれることを願います。
山本前部長、ミスタータイヤマンヤマモトの皆さん本当にお世話になりました!
次回は格安じゃないタイヤ交換を依頼しようと思います!
城崎温泉は6月から、コロナ禍の状況より一歩前進しました。
営業再開する旅館や商店。
浴衣の観光客を見かけるだけで嬉しくなります。
とはいえ、感染症拡大のリスクは抑えなければいけません。
城崎温泉守護のお寺、温泉寺さんより疫病除のお札も授かりました。
工務店、遊技場、自宅に貼らせていただきました。
「通常」を取り戻すのは容易ではありません。
ですが、城崎温泉開湯1300年の今年、皆が一丸となって進めば大丈夫!
そう信じて仕事を、そして生活の歩みを進めたいと思います!!