いつかの馬鹿ップル

さて、豊岡に初めて出来た高級食パン専門店。それが、

「いつかの馬鹿ップル」

です。

明日、7/23(木)にめでたくグランドオープンされることになりました。

本日7/22(水)は13:00よりプレオープンということで数量限定で販売があるそうですのでご興味ある方は是非のぞいてみてくださいね!

 

 

大丸の専務が城崎の同級生というご縁で、お声をかけていただき工事をさせていただくことになりました。

このコロナ禍において、やはり助けてくれるのは友人。

そして、「ご縁」だと改めて感じます。

本当におかげさまです!ありがとうございます!!

 

 

ところが、最初にお話を伺った時は奇抜な店名、目立ちに目立つデザイン。

本当に驚きました。

 

仕掛け人はジャパンベーカリーマーケティングの岸本代表。

(もちろん発注は豊岡大丸さん)

全国各地に週に1店舗という、驚愕のペースで新店舗を展開されています。

1日で3店舗オープンすることもあるそうです。

豊岡のいつかの馬鹿ップルは178件目のプロデュースだと仰ってました。

 

ジャパンベーカリーマーケティングさんのHPを拝見。

「パン屋で街を元気にします」

とてつもない理念の会社です。

つい岸本社長の著書も購入して拝読。

「考えた人すごいわ」を考えたすごい人(著:岸本拓也)

 

「儲けるのは当たり前。でもそのために、その町のバックボーンとオーナーの感性の掛け算が大切。」

「美味しいのは当たり前。奇抜な店名とデザインに対して、美味しさとのギャップがストーリーを生む」

よくあるコンサル論とは切り口の違う考え方で、とても面白い本でした。

現在は「パン屋で街を元気にする」の理念の下、山陰地方に力を入れられているそうです。

 

今回の大丸さんは違うのですが、「勝手に仕掛けて、ちゃんと成功して安心してもらってから地元企業に売却譲渡する」というプロジェクトをされています。

現に鳥取市に2019年11月に開店した「もう言葉がでません」というお店は、オープンより連日の完売を続けて、既に地元企業さんへ譲渡が完了しているそうです。

【鳥取市】食パン無料配布に絶句!「もう言葉がでません」がバレンタインデーにスピード譲渡!

今回、鳥取で運営を譲渡された「株式会社葡萄屋」さんにお会いすることができたので少しばかりお話をさせて頂きました。

「山陰という共通点を持って一緒にできることがあるといいですね!」というお話になりました。

意外に近い(本当に近年近くなりました!)鳥取と豊岡。

同じ山陰に生きるものとして、鳥取と豊岡が相互に協力して何かできたらこんな素晴らしいことはないですね!

またひとつ、新しい夢ができました。

このようにしてジャパンベーカリーマーケティングさんは、まさに地域をパン屋さんで活性化されています。

人口密集地に出店するほうが収益化しやすいのは当たり前の話。

そうではなく、田舎もひっくるめて「パン屋で街を元気にします」

地域の話、マーケティングの話、哲学(ポリシー)の話。

本当に面白い著書でしたのでご興味ある方は是非読んでみてください。

先日、岸本代表にお会いして直接お話をさせていただくことができました。

カリスマ社長さんなので、正直おっかなびっくりしていたのですが(失礼ですみません)本当に気さくなお方で、違う意味でもう一度びっくりしました。笑

優しい口調の中にも、自信に満ちていて「常識を知っているからこそ非常識なことができます」と仰っていました。

本当にその通りだと思います。

とてもとても有意義な時間でした。

 

 

田舎で暮らしているとつい忘れがちな鋭い感覚、違う角度からの視点。

やはりいわゆる「いつもの工事」ではない工事を行うのは、とても刺激になります。

しかしながら、結局のところ助けてくれる知識・仲間(協力業者)は「いつもの工事」で培ったものしかありません。

それが弊社の唯一にして最強の武器です。

いつもと違う内容の工事をする機会がある毎に、その武器が研ぎ澄まされる感覚を得ることができます。

そして毎回、期待に応えてくれる協力業者には感謝しかありません。

今後も今回の工事で得られたこと、イメージを生かして様々な工事を行っていきたいと思います。

 

 

しかし、まさか自分が高級食パン店の施工をする日が来るとは思いませんでした。

とても刺激を受け、良い経験になりました!

ですが、工事が終わったらはいサヨナラ、ではありません。

永く、豊岡に愛されるお店になって欲しいと思います。

地域に根ざすお手伝いをこれからもさせて頂きたいと思います。

まずはそのお店の一番のファンになるところから。

工事終盤、看板を設置すると大開通りを行く人のほぼ全ての注目を集めていました。

嬉しそうに写真を撮る高校生。

見ていて心が躍りました。

早速食パン「北極星(商品名)」を食べてみました!

ふわっふわで食べたことない感覚!

生で食べて、とても美味しい!

私の妻も娘達も大喜びでパクパク食べていました!

是非皆さんも一度ご賞味ください!

 

※自分が撮った写真より遥かに秀逸でしたので久保田一三大先輩の写真を無断使用しています笑

 

追伸

城崎の先輩方が内覧会にお越しくださり、YOUTUBEにその模様がUPされました。

是非ご覧になってくださいd(^^*)

 

店舗の工事

さて最近は豊岡で店舗の工事も行っています。

 

豊岡の玄関口。

ホテル大丸さんの1階に出来る新店舗です。

 

店舗工事はいつもながら、本当に時間との闘いです。

6/19日に着工して7/16に引渡し。

工期は1ヶ月ありません。

工程管理が肝要となります。

 

今回の店舗工事では

・解体工事

・電気工事(今回は別途工事)

・上下水道設備配管工事

・左官工事

・軽天工事

・大工工事

・内装工事(長尺シート、クロス)

・塗装工事

・仮設(外部足場)工事

・看板工事

・コーキング工事

・鋼製建具工事

・木製建具工事

・消防設備工事(今回は別途)

・厨房機器設備工事(今回は別途)

・家具製作工事

・清掃クリーニング工事

と、17業種(3業種は今回別途工事)が1ヶ月にひしめく工事となります。

 

まずは打合せと工程表作成です。

お施主様と店舗開店スケジュールの打ち合わせ。

そして施工業社各社との調整をしていきます。

どういう順番でどの期間にどの工事業社が入れば効率・能率良く進めることができるのか。

手戻りが発生すると、ちょっとしたことで大きなロスになってしまうのです。

労力のロス。

金額のロス。

一番痛手は時間のロスです。

ロスを最小限にするための設定をするのが工程表です。

そして工程通りに工事が進んでいるかを確認するのが元請(総合請負)である私のお仕事です。

工程通りに進まない場合は常に現場、協力業者と相談打合せをして工程を更新していきます。

工程表作成時には実は「・・・が上手く行かなかったらあれと入れ替える、ここに余裕を持たせておいてロスを吸収しよう・・・」と考えています。

もちろんいつもの協力業者さんとの信頼関係、タッグを組んでいるからできること。

今回の工事では改修工事につきものの大きなトラブルに遭う事もなく、本当にスムーズに工事することができました。

今回は公私ともにいつもお世話になっている軽天屋さん「生駒屋」さんには本当に色々と相談から何から何まで助けていただきました。

ありがたい存在です。

 

 

知ったかぶりでは元請は務まりません。

とはいえ、全業種の全仕事内容・工法まで熟知するのは至難の業です。

「餅は餅屋」

異業種のイノベーションにはない、専門職の世界がここにはあります。

大筋、そして内容は理解しつつ、細かい部分は安心して任せられる、そんな協力業社に囲まれていることが本当に幸せです。

今回は難工事、というわけではありませんでしたが、期間も短いし、オープン日が着工前に決まっていたので本当に油断はできませんでした。

工事を無事終えてほっと一安心。

豊岡の玄関口にどどーんと目立つお店に仕上がっていますので是非一度行ってみてくださいね!

私も一番のお客さんに、そしてずーっとお客さんになろうと思います!

 

 

 

 

withコロナでのいろいろ

5月は旅館を中心に自ら営業を自粛した城崎温泉。
おかげさまで城崎温泉、豊岡市、但馬内では感染者は見つかっていません。

しかしながら経済を考えると休業のままではどうにもならない。

それは火を見るより明らかなことです。

6月に入ってからは各々の事業所が営業を再開しています。
観光協会が示したガイドラインに沿う形の営業。
withコロナ。

 

さて、弊社谷口屋工務店はありがたいことに休業することなく仕事をさせて頂いています。
特に5月は城崎温泉ロープウェイさんをはじめ、旅館さんの修繕工事をさせて頂きました。
お客さんがいらっしゃると、もちろん工事はできません。


工事内容によっては4~5日かかる場合もあります。
長期休館であったこの時期にしかできない工事がそこにはありました。

7月に入りました。
少しずつではありますが、日常が戻ってきているような気がします。
豊岡で店舗の改修工事であったり、町内で新築工事をさせていただいております。

 

本当に仕事ができる有難さしかありません。

 

そんな中、豊岡市では

・STATY豊岡

・EAT豊岡

・PLAY豊岡

・BUY豊岡

以上で「Re豊岡」という事業をしています。

詳しくは市のHP等で確認して欲しいのですが、どれも豊岡市民が、豊岡市内の事業所を助ける(お金を使う)後押しをしよう!という事業です。

 

特にSTAY豊岡は市内大交流を生む大きな一手だと思います。

今は何でもネットの口コミの時代です。

私も旅行に行くなら、ホテルや食事はネットで検索し、口コミを見ます。

しかしいつも半信半疑。全てを信用しているわけではありません。

 

でも例えばその土地に友人がいて、「あの旅館良かったで!あの居酒屋行ってみ!」と言われたらどうでしょう?

私なら間違いなく信用します。

つまり、やはりリアルな口コミが一番信用に足る情報なのです。

 

豊岡市の人が今まで城崎温泉に泊まったことがあるでしょうか?

城崎温泉のことを本当に知ってくれているのでしょうか?

私はほとんど竹野、出石、日高、(神鍋)、但東に泊まりに行ったことがありません。だから皆さんもそうじゃないかと思います。

この機会に豊岡の人が城崎温泉に来てくれて「あ~、城崎ってええとこだなぁ」そう思ってもらえたらこんなに嬉しいことはありません!

もちろん、城崎温泉はそう思ってもらうための努力をしなければなりません。

 

ピンチをチャンスに。

城崎温泉がReスタートするに際して豊岡の皆さんが仲間になってくれればこんなに心強い味方はいません!

豊岡市の施策に大感謝!

私もSTAY豊岡、EAT豊岡、大いに利用して豊岡の皆さんと交流したいと思います!