夏の終わり

城崎温泉夏物語が終わりました。

私は城崎温泉観光協会でもいろいろと活動をしています。
観光協会理事であり、地域振興部員であり青年部会員。

その中で今年は夏季対策委員会の担当になりました。
夏季対策委員会では文字通り、夏の城崎を盛り上げる委員会です。
例年は「城崎温泉夏物語」と銘打って、夢花火や夢広場を行っています。

夏休みの期間中、毎日縁日を四所神社で開催して夏の雰囲気を演出し、平日毎日花火を打ち上げます。

今年もそれを踏襲して・・・
2月までは完全にそう思っていました。
3月に入ると雲行きが怪しくなります。
「ん?新型コロナ、大事になるの?」
4月に入ると観光事業は全て中止か延期に。
5月は城崎温泉が完全に機能を停止しました。
6月から旅館をはじめとして感染症対策を講じながらの営業の再開。
お客さんも少ないし、営業再開した店舗も多くはありませんでした。

話を戻して、夏季対策委員会。
年度当初は例年+αで何か楽しいことをしよう!という協議。
春になると夏物語、開催か否か?の協議。
そして夏直前になって「開催するためには何が必要か?どうすれば社会的に許容されて開催できるのか?」の協議。

協議内容が刻一刻と変化します。

本当に1日、1週間、1ヶ月でごろっと世間の雰囲気が変わっていました。

 

様々な協議を経て、結局夢広場の開催は断念せざるを得ませんでした。

しかし、なんとか夢花火の打上げ、最終日に灯篭流しを開催することになりました。
花火の警備は人員を例年の3倍に増やしてマスク着用と適切な距離をとってもらうようにお願いすることにしました。

注意喚起を大声で発しては元も子もないのでプラカードを作成することにしました。

本当にこの対策でいいのか?
少しでもお客さんに喜んでもらいたい!
でも、もし違う目で見られて城崎のイメージを下げるわけにはいきません。

正解は何か。模索する日々でした。

そして迎えた11日間の夢花火。
いつもの打上数250発を10→5分に短縮して打上げました。
灯篭流しはいつもの年とは違い、スタッフが流す形式に。

 

これで良かったのか?

お客さんに、少しでも喜んでもらえたのか?

 

ついに昨日、夏季事業がひとまず終了し、ほっと一息。
でも全てにおいて、正解だったかどうかはわかりません。

もっとできたことがあったかもしれないし。
違うやり方、違うことができたかも。

この稀有なひと夏の経験を来年といわず、これから秋以降に繋げられたらと思います。

春に行うはずだった城崎温泉1300年祭も来年4月に行うように事業を再構築しています。

コウノトリチャレンジサイクリングも9/1~11/30で開催します。

https://www.geo-ride.com/

コロナのせいかおかげか、一生の記憶に残る年になりました。
夏の終わり。
それは秋の始まりであり、まだまだ色々続きます。

頑張ります!踏んばりましょう!

新型コロナウィルスなんかには負けてられません!

※この投稿の素敵な画像は全て城崎の久保田一三先輩のFaceBook投稿よりお借りしています

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下おまけ(個人の感想です。認識不足や間違いがあったらすみません)

マスメディアという最悪のウィルス

「本日の感染者数は1200人を越えました!過去最高です!」
「あなたはお盆に帰省されますか?(まさかしないよね?という態度)」
「新型コロナ後遺症が判明しました(ほんまに後遺症かどうかなんてどうでもいい)」

「感染者数」という目安と言えるかどうかすら、わからない数字。
例えば、インフルエンザは「感染者」の数を問題にすることはありません。
発症して、自覚して自ら病院に行き、お医者さんに診断された人だけがインフルエンザの患者です。

「昨日、新型コロナの感染者が1200人を越えました。」

この言葉の意味をメディアはわかって伝えているのか?

私には「わざと言葉の意味を隠して」国民に脅しかけているようにしか感じません。

「感染者数が1200人でした」の言葉の意味は、「昨日、感染者が1200人増えた」わけではありません!
「何万人もPCR検査したらその中から1200人の感染がわかった(無症状の方も多い)」
というだけ。

昨日感染したのは実は1万人かもしれません。
3万人かもしれません。10万人、もっとかもしれません。
それはわからないこと。

無症状では自覚することは不可能です。

たまたま発症した方の濃厚接触者は、無症状でも検査して感染を確認できるだけ。

たまたまです。マグレ、と言っても良い。
つまり「感染者数」は限りなく意味のない数字だと私は思っています。

 

やはり実数はあくまで患者数(発症し診断を受けた数)、重篤者数、死者数ではないかと思います。
とはいうものの、重篤化しやすい年齢層まで徐々に拡大してることは心配です。
自分の家族にも、そして身の回りにもその年齢層の方はいるわけですから。

しかし絶対に、経済をダメにするわけにはいけません。
重症化しやすい高齢者や疾病をお持ちの方には、やはり用心していただく。
それ以外の方は新しい生活様式を踏まえながらも、これまでの日常に限りなく近い形に戻していく必要があります。

 

観光客が来てくれなければ「城崎温泉」であることができなくなります。
私はこのコロナ禍においても、せっかく来てくださる観光客の皆さんに嫌な思いなんてして欲しくない。
「来て悪かったかな?」
そんな旅行、楽しいと思いますか?
国は非常事態宣言を解除し、Gotoトラベルキャンペーンを現時点で行っています。
そして我々城崎温泉はそれを受け入れているのです。

そのことの意味を消化するのは自分達しかありません。

嫌ならば自分で自分のお店を閉めるしかありません。

そんな中、夢花火と灯篭流しを行えたことは私の中では本当に大きなことでした。
確かにお客さんの数は例年よりも遥かに少なかった。
確かに費用対効果ではもったいないのかもしれません。

しかし、直にお客さんから
「まさか今年花火見れると思えへんかったし、良かった!」
「警備の人多くて大変ですね~」
「コロナ禍の中でも良い思い出になったよ」
お声をお聞かせくださり、本当に心が温まりました。

 

新型コロナウィルスの正体も2月ごろとは違いわかってきています。
日本人が相対的に世界の人よりもこのウィルスに強いことも。

インフルエンザにはワクチンも特効薬(タミフル・リレンザ他)も複数ありますが、年によっては国内で3000人の死者を出すこともあります。


新型コロナウィルスはワクチンはまだないし、特効薬もありません。
それでもここまで国内で1000人程度しか亡くなっていないのが厳然たる事実です。

インフルエンザでここまでコロナみたいに対策することはありませんでした。

 

恐れること自体は悪いことではないと思います。
しかし、しかし。

あまりにも過剰だと思う。
特にテレビが酷い。

マスメディアが酷い。

インターネット番組のみ、一部科学者がそれほど恐れずとも良いという声を聞くことができます。

適切な対処をすれば大丈夫です。

屋外で全員が35度を越える猛暑の中マスクをしているのは異常です。

咳やくしゃみをしない状態なら喋らなければ屋外でマスクはいりません。

唾液による飛沫感染を防ぐには屋外なら1.5mも離れればマスクはいりません。

空気感染(エアロゾル感染は意味合いが統一されていない)するという確証は今のところありません。

屋外でマスクをしていれば近くにいても問題ありません。

手に新型コロナウィルスが付着しても30分ほどで不活性になるそうです。

付着した手で目、鼻、口を触らなければ感染暴露はほぼしないそうです。

 

地上波は脅せば脅すだけ、責任は転嫁でき、視聴率は上がります。
無責任な脅しを、毎日毎日各局が競うように流し続けている。
もはやこれは超悪性のウィルスです。

まずロックダウンすべきはこのTV番組だったのでは?

正体がわかれば変えて良い対応は必ずあるはずなのに。

しかし秋が終われば冬になります。

ウィルスは総じて活発になりやすい季節。

インフルか?新型コロナか?ただの風邪(旧型コロナウィルス感染症)か?

確かに判断も難しくなると思います。

でもTVだけを信じて惑わされないようにしないと。

脅しとこれ見よがしな大げさな対策の番組だけが真実ではありません。

正直個人的にはマスクも全く信用していません。

しかしさすがにこれは社会的マナーかなと。

各店舗に入る時のアルコールもしたくないけど、します。

 

TVがもう少し幅広い意見を放送にのせて、意味ある対策と、当初とは違って意味が薄い対策の選別をするべきです。

最新の情報と予防策を講じていきましょう。

しかし、国民みんなが理解するまでは、マスクもソーシャルディスタンスもマナーです。