実家の遊技場をプチリニューアル!

母から依頼をいただきまして、遊技場の本当にプチリニューアル工事をしました!

 

遊技場は道に面した間口いっぱいに6枚のガラス引き戸の面持ちです。

私の記憶の一番古いところで、今と変わらないお店の様子。

最低でも40年はリニューアルしていません。

3本のレールに6枚のガラス戸。

よく使う扉が重くなっています。

40年間頑張ってくれたのだから当然です。

そして扉同士はサッシのクレセントで連結されています。

出入口じゃない扉もガっと引けばクレセントから抜けて開きます。

お客さんは何が起きたかわからないし、直せない。

営業中に毎回クレセントを一旦外しにいくのはなかなか面倒な作業でした。

そして今だから言えるのは、飲みに行って鍵忘れて締め出されてもガチャガチャすると開けることができました。笑

 

今回母と相談。

建具のコマだけを交換するか、建具自体を交換するか。

コマだけ交換しても動きは良くなるけど40年以上ていることには変わりありません。

ということで思い切って・・・

清水の舞台から飛び降りるつもりで・・・

建具6枚すべてを!新調することになりました!

 

何せ、枠はそのままですし、見た目もほとんど変わりません。

なのに小さくない金額が動きます。

 

せめてものリニューアルに華を添えるのは出入り口にはハンドルを設置しました。

今まで見た目全く同じ6枚だったのでお客さんにわかりにくかった出入口。

しかもハンドルがあると力も必要なくなります。

加えて、出入口の扉だけ上下ガラスではなくアクリル板をはめ込みました!

アクリル板はガラスの約半分の重さなので軽くなります。

一番頻度の高い扉が軽くなるのは建具にもレールにも、そして利用者にも優しいのです。

近年は家庭の窓の大型化に加え、メーカー仕様の頑丈化と複層ガラスの採用により、建具の重量が大きくなる傾向があります。

後付けでハンドルの施工もぜひご一考いただきたいですね。

※建具の仕様・年式によっては後施工ハンドルが取付できないこともあります。

 

そんなこんなで40年以上ぶりにプチリニューアル。

レトロ感を壊さず、部分的に新しくすることができました!

 

さて、今までは母にまかせっきりで遊技場のことは放ってきました。

しかし今年、このコロナ禍。

給付金の申請や補助金・・・雑務も増えるしと母と初めて遊技場の話をして。

申請関係のお手伝いをして。

お客さんの制限をかけなコロナ対策できんという話から、40年ぶりの値上げを7月から。

おかげさまで今のところクレーム、というか不評はお客様からはないようで。

一安心。

しかし本当に儲かっていなかったので。笑

今後に繋がればいいなと思います。

 

値上げを足並み揃えて一緒にしてくれたセンター遊技場さん、旭遊技場さん。

(遊技場組合は解散しているので合わせる義理はないのです)

そして周知に協力してくださった高宮観光協会長はじめ事務局の皆さん。

大変ありがとうございました。

城崎の風物詩としてなるべく残していけるように母と考えていこうと思います!