上棟しました!

少しオサボリしておりました。
さて現場は4月の中旬のお話です。

基礎ができて、ついに上棟です。
上棟(じょうとう)とは・・・
地域によっても違うようですが、「棟木(むなぎ)を上げる」という意味です。
簡単に言えば家の骨組みを組み立てる、ということです。

よく、「たったの1日(もしくは2・3日)で組みあがるんですね!」と言われます。
それは大人数で重機を使って一気に組み上げるから。
組むのは難しいことではなく、そのあと垂直や水平をみながら金物で緊結していくのは意外に手間隙がかかります。

さて現場は生憎の天気。
弊社の建て方(上棟の別の呼び方)は雨。
私が入社して15年。晴れの建て方は2度ほど。
雨の建て方は数え切れません。笑

雨はどうしても効率が落ちてしまいます。
しかし木材は雨で濡れてもほとんど滑りません。
とにかく怪我・事故だけはないようにと心がけて作業します。

もちろん怪我・事故をしたくないのは自分達、職人達のため。
ですが同時にお施主さんに嫌な思いになって欲しくないから。

今回の住宅は規模は可愛らしいけど難しい部分も多い。
普段なら当然1日で上棟しますが、天候のことも考えてまあ2日かなと考えていました

 

現場にはレッカー(ラフタークレーンのことを但馬ではレッカーと呼びます)がドーンと鎮座。
柱を立てて、レッカーで梁を吊り上げ、1本ずつ掛矢(大きな木の槌です)でハメ込んで行きます。

大工はするすると梁の上で作業。
私は次に組む木材探し。

雨天の作業ながら順調に進み、なんとか棟まで上げることができました。
棟木に神社より授かった棟札を付けて無事に上棟作業終了です。

やっと建物の形になってきました!
引き続き作業を進めていきます!

 

※現場とブログは異なる時間が過ぎています
ネタ枯渇防止のためです。笑