母校の修繕

この季節になると毎年のように城崎小学校の外部の床タイルを修繕しています。
城崎小学校が現在の校舎になったのは私が小学校4年生の時。
自分の机と椅子を持って引越ししたことを覚えています。
それから時が流れること、32年。
もはや、「新校舎」ではなくなってしまいました。
とはいえ、少ないながらも毎年城崎の子ども達を育んでくれた大切な校舎です。

外部の床タイルが少しずつ悪くなり、少しずつ修繕しています。
これは建物は杭によって支えられ沈下しないのに比べ、平場の土間コンクリートは杭がないので不動沈下しているから歪みが発生していると考えられます。
体育館の際には8cmほどの沈下の跡が見て取れます。
しかし32年も経てば、しょうがないことでもあります。

3月に入ってから修繕を依頼して頂いたので、大急ぎで手配。
なんとか卒業式の前日に修繕作業を行うことができました。

卒業式の朝、養生のカラーコーンの引き取りにうかがうと門から昇降口、体育館までを一生懸命掃き掃除される校務員さんや先生方の姿。ジーンと胸に響きました。

新型コロナウィルスで急遽休校となり、また、在校生のいない卒業式。
でも、だからこそ、大切な思い出にして欲しいし、塵ひとつない道を歩いてもらいたいと仰っていました。

年明けには夢にも思わなかった新型コロナウィルスの蔓延。
城崎の観光には大打撃です。

子ども達も暇をもてあますしストレスは募るばかり。
私も委員を務めるイベントも軒並み延期にせざるを得ません。

もちろん我々建設業も他人事ではありません。
入荷できなかったり、しにくい中国産建材。
この気持ちの落ち込みによる受注の減少。

先行き不安の中、大きな金額がかかる工事に着手する人は少なくなるのが人情というもの。

 

 

しかし全業種、大変なのだから。

みんな、頑張っているのだから。

そう思って耐えるしかありません。

この状況の中にあっても毎日、時間は進んでいます。

卒業する子ども達がいます。
入学する子ども達がいます。

子どもはみんな、成長を続けています。

うつむくだけでなく、やはり前を向かないといけませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ↓

城崎こども園の年度末不用材処分をしました。

こ、怖い・・・笑