仕事柄、屋根に登ることがあります。
2階の屋根なら約5m、3階の屋根ならば約8mの高さです。
たった、この高さでも普段見える景色とは違います。
瓦屋根、トタン屋根、防水された陸屋根。
城崎温泉の屋根の風景が眼下に広がります。
瓦屋根を見るだけでも石州瓦(播州の瓦です)、豊岡瓦(昔は豊岡で瓦が作られていました。セメント瓦です)、色カタチ。
面白いなぁ。
時代毎に流行りやコスト、色んなことが考えられて色んな屋根が葺(ふ)かれています。
何が正解とかではありません。
時代が、世相が建物を紡ぎます。
今の時代にできること、必要なこと。
古来の技術を用いるのが良いのか、最新技術を用いるのが良いのか。
屋根の上から見る風景で改めて思いました!