冬場の内職?

但馬地方の冬は厳しい。
寒さに加えて、不確定要素である雪。
降る年もあれば降らない年もある。
降ったら外仕事は余計な「雪かき」を伴います。
(とはいえ、無いよりはよっぽどマシですが笑)

そんな中で我が社の工場では内職をしています。
それは「城崎温泉灯篭流し」の燈篭板の制作。

8月の「城崎温泉夏物語」という1ヶ月に及ぶイベントのフィナーレとして燈篭流しは開催されます。
その燈篭に使う板。
全部で500基分あるのですが、数年前より古い板が朽ち始めました。
板自体の老朽化に加えて、板を留めている針釘が錆びてもろくなっているんです。

そこで数年前に半分作り替え。
桧の板を、今度は錆びないようにステンレスの針釘を使って仕上げています。

今冬は残りの半分の作り替え。
これで全部新しくなるぞ!

桧の野地板を削って、寸法に切って、組立て、そして穴あけ。
200枚以上制作!

私が城崎温泉の数多あるイベントの中でも特にお気に入りなのが燈篭流しです!
町民が、子どもが、観光客が思い思いの絵や文字に想いを載せて川に流し、花火が彩りを加えてくれます。


そのイベントのお手伝いができて、そして準備の板作りまでできて嬉しい限りです。
(しかも暇な時間に作業ができます。ありがたやです!)

 

これで10年は心配なく燈篭流しが続けられるはずです!

※燈篭流しは無料で誰でも制作に参加して流していただけます!

近隣、豊岡の方も是非おこしになって欲しいと思います。

とっても手軽で、ご家族の記念になること間違いなし!ですよ!!