4月23・24日は温泉祭り!

4月23・24日は城崎温泉にとって本当に大切な日です。
例年は「温泉まつり」が開催されます。
これは4月24日、城崎温泉守護の寺、温泉寺の開山忌にちなんだお祭り(イベント)です。
4月23・24日の両日を合わせて「温泉まつり」なんですね。

その温泉まつりを盛り上げよう!
もちろん城崎温泉を盛り上げよう!
ということで13年前に発足したのが城崎泉隊オンセンジャーです。
当時全国的に流行っていたローカルヒーローという手法で城崎温泉の知識だったり魅力を発信する団体です。

毎年、必ず4月23日にショーを行ってきました。
今年ももちろん!
しかも今年は城崎温泉開湯1300年の節目だから!
あんなことやってみよう!こんなこともやってみよう!
オンセンジャーの台本に色々盛り込んでいました。

限りある予算で衣装の修繕も行いました。

観光協会の地域振興部でイベント全体の企画もしていました。
オンセンジャーのみならず、湯けむり太鼓さんやとことこダンサーズ、城崎国際アートセンターさんと一緒に!楽しいことして盛り上げようと!

しかしこの世界を震わせる新型コロナ禍ではしょうがありません。
延期となりました。
中止ではありません。延期です。

 

「この湯の湧き出るかぎり、城崎町は発展する」
北但大震災後の当時城崎町長だった西村佐兵衛翁の言葉です。

必ず1300年祭のイベントは開きます!
温泉寺のご本尊様も御開帳中です!
※現在緊急事態宣言の期間内は一般拝観(内観)は中止となっています

↓今年の温泉祭りスケジュール↓
【4月23日(木)】
10:30~町内浴場渡御のみ
【4月24日(金)】
10:00~開山忌湯祈祷 道智上人(駅前~各外湯)
12:00~開山道智上人墓前法要(温泉寺)
12:40~開山忌法要(温泉寺)
※両日ともに温泉寺本堂にて、秘仏本尊十一面観音立像御開扉。
※両日ともに地蔵湯は無料開放。
(一の湯、鴻の湯は通常営業。さとの湯、柳湯、御所の湯、まんだら湯は臨時休湯中)
 

神頼み、仏頼みということではないけれど。
四所神社や温泉寺、極楽寺、蓮成寺、本住寺。
気分転換でも良いから、出かけて拝む。
(人に出会ったら、社会的距離を適正に取ります)
手を合わせるだけで、過去に手を合わせてきた何百年間の何十、何百万人と自分が重なります。

地域と共にあることが実感できるのが一番嬉しいことです。

 

緊急事態宣言、休業要請、自粛の波。
いつまで続くのかと思うだけで気が重く、滅入ります。
しかし耐えた先に明るい未来があると信じるしかありません。

「この湯の湧き出るかぎり、城崎町は発展する」

やはり温泉は城崎の中心です。
温泉に感謝する日が温泉祭り。

皆で感謝して、チャンスに備えましょう。

※ちなみに谷口屋工務店は今のところ通常通り業務を行っています

見たことのない光景

全国7都府県に非常事態宣言が発出されて1週間あまりが経過しました。
兵庫県がその中に含まれているので感染者が発生していない但馬地方、豊岡市もその中にあります。
当然、観光客は皆無。

都市封鎖(ロックダウン)を指示されることもなく、人が歩かない街になってしまいました。
もちろん私の記憶にあるふるさとの姿ではありません。

もちろん新型コロナウィルスは恐ろしい。
まだわからないこともたくさんあります。
しかしこの経済的打撃といったら・・・

そして何よりも恐ろしいのは先行きが見えないということです。
この先1ヶ月なのか、2ヶ月なのか、3ヶ月なのか・・・。

建設業としては当初は中国産建材が入荷できない状況がありました。
今はこの自粛や景況感の中で仕事はほとんどありません。

休業期間中の旅館等施設のの修繕があるのみです。
それでも仕事があるだけましなのかもしれません。

まさかこんなことになるなんて。
目に見えない敵との戦争さながらです。

今は目の前にあることに精一杯取り組むしかありません。
収束後の準備をするしかありません。

ウィルスなんかに負けてられません。
心が折れそうになる日々ですが、頑張ります。

母校の修繕

この季節になると毎年のように城崎小学校の外部の床タイルを修繕しています。
城崎小学校が現在の校舎になったのは私が小学校4年生の時。
自分の机と椅子を持って引越ししたことを覚えています。
それから時が流れること、32年。
もはや、「新校舎」ではなくなってしまいました。
とはいえ、少ないながらも毎年城崎の子ども達を育んでくれた大切な校舎です。

外部の床タイルが少しずつ悪くなり、少しずつ修繕しています。
これは建物は杭によって支えられ沈下しないのに比べ、平場の土間コンクリートは杭がないので不動沈下しているから歪みが発生していると考えられます。
体育館の際には8cmほどの沈下の跡が見て取れます。
しかし32年も経てば、しょうがないことでもあります。

3月に入ってから修繕を依頼して頂いたので、大急ぎで手配。
なんとか卒業式の前日に修繕作業を行うことができました。

卒業式の朝、養生のカラーコーンの引き取りにうかがうと門から昇降口、体育館までを一生懸命掃き掃除される校務員さんや先生方の姿。ジーンと胸に響きました。

新型コロナウィルスで急遽休校となり、また、在校生のいない卒業式。
でも、だからこそ、大切な思い出にして欲しいし、塵ひとつない道を歩いてもらいたいと仰っていました。

年明けには夢にも思わなかった新型コロナウィルスの蔓延。
城崎の観光には大打撃です。

子ども達も暇をもてあますしストレスは募るばかり。
私も委員を務めるイベントも軒並み延期にせざるを得ません。

もちろん我々建設業も他人事ではありません。
入荷できなかったり、しにくい中国産建材。
この気持ちの落ち込みによる受注の減少。

先行き不安の中、大きな金額がかかる工事に着手する人は少なくなるのが人情というもの。

 

 

しかし全業種、大変なのだから。

みんな、頑張っているのだから。

そう思って耐えるしかありません。

この状況の中にあっても毎日、時間は進んでいます。

卒業する子ども達がいます。
入学する子ども達がいます。

子どもはみんな、成長を続けています。

うつむくだけでなく、やはり前を向かないといけませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ↓

城崎こども園の年度末不用材処分をしました。

こ、怖い・・・笑